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執筆者の写真宇野 重起

地域高齢者向け勉強会「今さら聞けない 新型コロナウイルス感染症」20220907


1.手洗い

 ・手洗いは 指先しっかり 後保湿

 ・接触感染 あなたの指先 大丈夫?

 ・手洗いは 水流洗いと石鹸洗い

 ・生活の 全てに関わる あなたの指先


手洗いは、感染防止の「最初の一歩」です。特に、忘れがちな指先洗いを今一度思い出して徹底して下さい。人間と動物の最大の違いは、指先で物をつまめるかどうかです。



手洗いを徹底して、手からの感染をなくしましょう。⇒接触感染予防


2.うがい

 ・口の中 綺麗に保って 感染防止

 ・口の中 水流作って 清潔保つ


水での徹底的な口腔内衛生は、うがいを含めて有効です。「口は万病の元」。

外から戻ったら、まずしっかりと「うがい」をしましょう。

音が出るくらい勢いよくやって下さい。


3.こまめな飲水

 ・人体の 水分保って ウイルス除去

 ・口の中 乾くと 色々大変だ

 ・口の中 適度に濡らして 脱水予防


マスクの着用で口の中が乾燥しがちです。外気の出入りも少なくなるので口の中は雑菌だらけになります。


また、口腔内乾燥は、「隠れ脱水」の原因にもなります。隠れ脱水は、熱中症になりやすくなります。




さらに、口の中の乾燥は、気管の乾燥に繋がり、ウイルスが一番付着する部分の働きを悪くし、結果的に感染に繋がる可能性があります


口の中を適度に潤し、脱水を防止することで、「隠れ脱水」、「熱中症」、「コロナ感染」、「血栓系疾患」の予防にも繋がります


4.マスク


 ・マスクして 隙間減らして 感染予防



マスクの正しい付け方を復習しましょう

 ✓鼻〜顎まで覆う

 ✓呼吸をするとマスクが膨らむ凹む

 ✓不織布マスクを使う


マスクの装着は、

 ⅰ)口・鼻と飛沫の接触を減らす



 ⅱ)口・鼻と「手」の接触を減らす

これで、飛沫感染と接触感染のダブル予防になります。


防護効果が高いのは不織布マスクです。できるだけ不織布マスクを使いましょう。


5.フレイル

 ・フレイルは 知らないうちに すぐ側に

 ・自粛でも 生活スタイル 守ろうね

 ・一人でも しっかり栄養 フレイル予防

 ・フレイルは 身体の機能 奪います


コロナ禍の自粛生活の長期化は、人々から多くのものを奪います。


家でじっとしているだけでは、社会性が奪われてしまい、生活範囲が縮小、気持ちが塞ぎ込んでしまい、食事も気をつけなくなってしまいます。


自粛 → 社会性の喪失 → 生活範囲縮小 → 自分の健康に無頓着に

   → 食事への配慮低下 → 栄養不良 → フレイル



食事は、栄養をしっかり身体に提供するためには絶対に必要なものです。


自粛生活禍でも、可能な範囲で…

 ・身体を動かし

 ・ご近所さんと会話をして

気持ちが暗くならない工夫をしましょう


フレイルは…

 ・身体

 ・心(精神)

 ・社会性

を総合的に予防しなければ防げません。


その中でも、社会性の部分が欠落すると

芋づる式に、身体と心が病んでしまいます。そうならないために小さくても良いので地域のコミュニティに参加したりして下さい。


6.まとめ

 ・宣言が 解除されても 変わらぬ予防




 ・鼻毛はマスクと同じ役割

  鼻からの外気は、鼻毛が70%異物除去してくれる(天然マスク)


 ・口は無防備

  口からの外気は、フィルターなしで通過する→️口が渇く


・ウイルスは喉(上咽頭、下咽頭)で感染する

 ️ →手洗い:手指衛生

  →うがい:口腔衛生

  →飲 水:口腔衛生・脱水予防

  →マスク:飛沫感染・接触感染予防



これからも、元気で、コロナに感染することなく楽しい時間が持てますことを願っております。


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